株式日記と経済展望


「スリートップ」に選ばれそうなのは、ソニーとシャープ、富士通の3社。
韓国・サムスン電子の「ギャラクシーS4」は対象から外れるとみられている。


2013年8月16日 金曜日

ドコモのスマホ、冬は「スリートップ」? サムスン「ギャラクシーS4」外れる可能性も 8月15日 JCASTニュース

   2013年夏のスマートフォン商戦はNTTドコモの「ツートップ」が注目されたが、この冬の商戦で同社は「スリートップ」で臨むのではないか、と早くも話題になっている。

   「スリートップ」に選ばれそうなのは、ソニーとシャープ、富士通の3社。その場合、夏の商戦で「ツートップ」に選ばれた韓国・サムスン電子の「ギャラクシーS4」は対象から外れるとみられている。

   NTTドコモは2013年冬の商戦の主力端末にソニーとシャープ、富士通のスマートフォンを充て、重点販売する方向で調整に入ったという。8月14日にロイター通信が複数の関係筋の話として報じた。

   それによると、ソニーの旗艦端末である「エクスペリアZ」の後継機種が冬の商戦の主力端末に選ばれたほか、シャープの「アクオスフォンZETA」と富士通の「アローズNX」は、夏は主力機種に採用されなかったが、電池の持続性などの性能に対する評価が高く、後継機種が新たに冬の商戦の重点対象に加わったとしている。

   その一方、夏の商戦で「ツートップ」に入ったサムスン電子の「ギャラクシーS4」は重点販売の対象から外れるという。販売成績が振るわなかったことが理由のようだ。

   NTTドコモは2014年3月期第1四半期(4月1日〜6月30日)の決算会見で、5月の発売から6月末まで、ソニーの「エクスペリアA」の販売台数が累計110万台、「ギャラクシーS4」が55万台であることを明らかにした。

   サムスンの「ギャラクシーS4」は、ソニーの「エクスペリアA」の半分しか売れなかったことになる。とくに「エクスペリアA」はNTTドコモのスマホとしては過去最高のペースで販売されている。

   そうした中で、NTTドコモの加藤薫社長は「スマートフォン基盤の拡大と新規獲得の強化の両輪で、顧客基盤を強固なものにしていく」と強調したうえで、スマホへのシフトや解約抑止という面では「スマートフォンを初めて購入される方への割引策である『はじめてスマホ割』について、ツートップ以外にも対象機種を広げ、充実させていく」と話し、今後は「ツートップ」から外れていた機種を生かしていく考えをほのめかしていた。

   ただ、ソニーとシャープ、富士通の3機種を、「スリートップ」として展開するかどうかなど具体的な販売手法はこれから詰めていくようだ。

シャープに光明

   一方、NTTドコモの「ツートップ」戦略以降、端末メーカーのスマホ事業は苦しくなっている。NECはスマホ事業から撤退することを決め、パナソニックはNTTドコモに対して、冬の商戦のスマホ供給を見送る方向で検討している。

   それでもNTTドコモは「特定機種を重点販売する『ツートップ』戦略を基本的に踏襲する」考えを崩していない。

   ただ、経営再建中のシャープにとって、「アクオスフォンZETA」がNTTドコモの冬の商戦で「採用」されれば、業績回復に光明がさしてくる。

   シャープのスマホ販売は4〜6月期に落ち込んだが、年末から年度末にかけての最大商戦でNTTドコモの後押しがあれば、勢いがつく。

   ドコモの冬の商戦で最終的に選ばれるのはどこか。もしサムスンが外れると、日韓関係にも影響が波及することも考えられそうだ。



(私のコメント)

韓国経済はサムスンや現代などの巨大財閥企業で持っており、サムスンはスマホのギャラクシーシリーズで利益をたたき出している。そのギャラクシーがNTTドコモのツートップから外されるようだ。けた違いに故障が多くサムスンの対応が良くないらしい。アップルとの特許訴訟などで、アメリカや日本にギャラクシーが輸入ストップされる可能性がある。

アップルのみならず、グーグルもネクサス7をサムスンから台湾メーカーに切り替える動きがあります。やはりサムスンには信頼性で問題があるらしい。韓国にとってはサムスンは国策企業であり、韓国経済を支える企業ですが、故障対応などで問題があるようだ。特許紛争でもアップルと訴訟合戦になっていますが、サムスンのやりすぎが目立っています。

NTTドコモのツートップでも、ソニーのエクスぺリアがサムスンのギャラクシーの二倍も売れたのはギャラクシーに故障などの問題があったからだろうか。日本のメーカーにしても数が多すぎて人材などの資源が分散されて競争力に問題がある。NECがスマホから撤退してパナソニックも撤退の方向のようだ。それでも富士通やシャープやソニーなど三社もあるのは問題だ。

日本の家電メーカーが不振なのは円高ばかりでなく、国内の同業他社が多すぎて同じような競合製品を作っているからだ。だから国内市場に競争が激しくて海外戦略が疎かになってしまう。テレビにしても国内の過当競争で共倒れしたようなものですが、世界戦略からすれば一社か二社に絞って開発していかなければコスト競争に負ける。

今やどのメーカーのスマホやパソコンにしても中身は同じであり、同じ部品とソフトを使っているのだから、日本製も中国製も韓国製も性能に変わりがなくなっている。部品レベルならやはり日本製に信頼性があるようですが、ソフトで開発競争で負けている。しかしソフトは個人の才能い頼る部分が多く大手の家電メーカーにはなじみにくい。

マイクロソフトでさえ、スマホ用のOS開発には失敗しており、ウィンドウズRTやサーフェスなどのタブレット用OS開発も上手くいっていない。やはりビル・ゲイツやスティーブ・ジョブスのような人物がいないと画期的な製品は作るのが難しいのだろう。日本企業にゲイツやジョブスのような人材はなじめない。

パナソニックのように何にでも手を出すやり方は通用しなくなっており、日立や東芝や三菱は重電部門にシフトしましたが、パナソニックは白物家電にシフトしたほうがいいのだろう。パソコンやスマフォなどはソニーや富士通やシャープに絞られてきましたが、NECは力尽きてパソコンやスマホからも撤退する。

NECはPC98パソコンで大儲けをして、会社は巨大企業になって優良企業の代名詞になりましたが、パソコンなどの技術革新についていけずに子会社の切り売りでしのいできた。しかしスマホからも撤退することは事業主体も無くなり、数万人の従業員はどうするのだろうか? 

NECと言えば港区にあった巨大な本社ビルが有名でしたが、1990年に建てられたのはNECにとっても頂点だったのだろう。しかしウィンドウズ95が発売されてPC98は時代遅れになり急坂を転げ落ちるように転落していった。携帯電話でもガラケーで稼いできましたがスマホでこけたのはパソコンと同じであり、規格の壁はすぐに破られる。

情報機器のような技術革新が激しい業界で、巨大な本社ビルを建てること自体がリスクであり、わずかな技術革新で巨大家電企業は経営がピンチにさらされる。テレビをのんびりと作っていればいい時代は終わり、デジタル革命で部品さえあれば組み立てれば大手家電メーカーでなくても同じ商品が作れる。儲かるのはOSを作っているようなアップルやグーグルのような会社であり、日本企業はそれができない。

私自身もま使っているパソコンやOA機器は東芝やシャープやパナソニックなどの日本製が多いが、次に買い替える時は名も知らない海外メーカーの製品になるだろう。テレビの放送にしても地上波のテレビはあまり見なくなり、スカパーの衛星チャンネルが多くなった。見たいものがスカパーでしか見られないからだ。

携帯電話にしても、インターネットがインフラになって、NTTもAUもソフトバンクもいらなくなって、ネット電話がスタンダードになるだろう。



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